株式会社エリアサポート道東では、日々の朝礼を活用し、お客さま対応や業務品質向上について社員間で共有を行っています。
今回は、「AI時代における対応履歴の重要性」をテーマに共有しました。
■ AI活用の前に大切なこと
保険業界でもデジタル化が進み、AIを活用した業務効率化が注目されています。
電話内容の文字起こし、対応履歴の作成支援、商談準備、入力内容のチェックなど、今後さまざまな場面でAIの活用が広がっていくことが考えられます。
しかし、AIを有効に活用するためには、その前提となる「情報」が必要です。
たとえば、
・お客さまとどのようなお話をしたのか
・どのようなご希望があったのか
・誰が、いつ、どのような対応をしたのか
・その結果、どのようになったのか
こうした情報が適切に記録されていることが重要です。
どれだけ便利な仕組みがあっても、必要な情報が担当者の頭の中にしかなければ、会社全体で活用することはできません。
そこで今回の朝礼では、
「AI時代に必要なのは、まずAIではなく『良い対応履歴』」
という考え方を共有しました。
■ 「個人対応から組織対応へ」
当社では、2026年度事業計画の中で、
「個人対応から組織対応へ」
を重要なテーマの一つとして掲げています。
担当者だけが経緯を把握している状態ではなく、必要な情報を記録・共有することで、担当者以外でも状況を把握し、次の対応につなげられる体制づくりを進めています。
そのため、現在、
・対応履歴入力ルールの整備
・見積作成時の情報確認
・事故受付ルールの整備
・お客さまの声の記録・共有
・PDCAによる継続的な業務改善
などに取り組んでいます。
これらは日々の業務品質を高めるための取り組みであると同時に、将来的にAIやデジタル技術を活用していくうえでの土台にもなると考えています。
■ デジタル化の目的は「得意になること」ではありません
デジタル化というと、「スマートフォンやパソコンを使いこなすこと」が目的のように感じられることがあります。
しかし、当社が目指しているのは、デジタル機器の操作が得意な組織をつくることではありません。
大切なのは、
必要な情報をきちんと残し、必要な人が確認でき、お客さまへの次の対応につなげられること
です。
操作の速さや得意・不得意には個人差があります。
そうした違いも踏まえながら、会社全体で少しずつデジタル活用を進めていきます。
■ 対応履歴は会社の大切な財産
一つひとつの対応履歴は、一見すると日々の小さな記録かもしれません。
しかし、その積み重ねによって、
「これまでどのような対応をしてきたのか」
「お客さまが何を希望されているのか」
「次に何をする必要があるのか」
を会社全体で共有できるようになります。
そして将来的には、その蓄積された情報がAIなどの新しい技術を活用する際にも重要な基盤になると考えています。
AIは、人に代わるものではなく、私たちの仕事を支えるパートナーの一つです。
だからこそ、新しい技術を導入することだけを急ぐのではなく、まずは日々の業務を丁寧に記録し、共有する文化をつくることが大切だと考えています。

株式会社エリアサポート道東では、これからも「個人対応から組織対応へ」の取り組みを進め、一つひとつの対応履歴を大切にしながら、お客さまにより安心していただける組織づくりと業務品質の向上に取り組んでまいります。